「普通の男」が起こした大それた犯罪。総理大臣の孫娘誘拐事件をめぐる衝撃のサスペンス!
ベストセラー「交渉人」の著者・五十嵐貴久の同名小説を、数々のヒット作を手がける小林義則監督が映像化しました。警察を翻弄する頭脳犯は連続ドラマW「パンドラ」の三上博史、刑事には西島秀俊、総理大臣に石坂浩二と実力派が集結し、物語は3つの視点から展開。手に汗握る骨太なサスペンスであると同時に、真摯な思いあふれるヒューマンドラマでもあり、驚愕のドンデン返しも待ち受ける、新鮮なエンターテインメントです。
ストーリー
警視庁 VS 頭脳派誘拐犯! 警察の弱点を突いて翻弄する犯人の、真の目的とは!?
韓国大統領来日を控えた夏。歴史的な日韓友好条約締結を前に、警察が全勢力を挙げて大統領警護にあたるその裏で事件は起きる。現職総理大臣の孫娘が誘拐されるという前代未聞の事件。決して直接コンタクトを取らず、いっさい痕跡を残さない犯人に、政府と警察は翻弄される。犯人からの要求は、日韓条約締結の中止と活動資金30億円。犯人はどうやって30億円を手にしようとしているのか? そして、事件は意外な方向へと進んでいく。