謎が謎を呼ぶ傑作警察ミステリーを、連続ドラマ化!
「ストロベリーナイト」や「ジウ」を世に送り出し、警察小説作家として人気を博す誉田哲也。彼が2008年に書き上げ、そのスリリングな展開と巧みな構成で話題を巻き起こした連作警察小説「ヒトリシズカ」のドラマ化が決定した。
次々に発生する5つの殺人事件。事件を解決するべく捜査を進める警察だが、それぞれの事件の奥には、共通するひとつの深い闇があった。そして、その闇の中に見えてくるひとりの少女の姿。翻弄される警察は真実にたどり着けるのか…?
それぞれの事件の謎と、全体を貫き通す大きな秘密が交錯する本格警察ミステリーを、この秋「連続ドラマW」でお届けする!
ストーリー
5つの殺人事件の背後に見え隠れする、ひとりの少女の幻影…。警察を翻弄する彼女の正体、そして目的は一体何なのか?
住宅街のアパートで、男が、押し入ってきた別の男に射殺される事件が発生する。現場近くに勤務する巡査部長の木崎が銃声を聞いて駆けつけると、先輩の大村がすでに現場に入っていた。聞き込みや鑑識の結果から容疑者が絞られていくが、木崎は事件の裏にある何かを感じていた。やがて、事件への関与が疑われるあるひとりの少女の影が浮かび上がってくる…。(第一話)