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ウェリントンからフェリーで南島へ渡ると、そこは南島最北端の小さな港町。一帯は複雑に入り組む入江や小島が点在するフィヨルドが続き、マールボロ・サウンズ海洋公園に指定されています。ニュージーランドに上陸した初めてのヨーロッパ人、キャプテン・クックはこの美しい海岸線を気に入って、海峡に自分の名前を付けました。また、彼が放した羊が「羊の国」ニュージーランド最初の羊だといわれています。
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トランツ・コースタル号 |
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キャプテン・クック記念碑 |
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年間を通してさまざまな海洋生物に出会えるエリアです。カイコウラの駅舎がそのままホエール・ウォッチングツアーのオフィスになっている他、イルカと泳ぐツアー、アルバトロス(アホウドリ)など海鳥観察ツアー、オットセイのコロニー見学ツアーなどの運営会社が小さな町に点在しています。名物のクレイフィッシュ(伊勢エビの仲間)など、豊富なシーフードもぜひ堪能したいもの。
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ホエール・ウォッチング |
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カイコウラの海岸線から羊が草を食む牧草地を抜け、トランツ・コースタル号は大都会に終着。南島最大の都市クライストチャーチは、「イギリス以外で最もイギリス的な街」「ガーデンシティ」と呼ばれる美しい街です。150年前、オックスフォード大学クライストチャーチ・カレッジの出身者が中心となって開拓したといわれ、大都市でありながらエイヴォンが今も清流を保ち、イギリスのカントリーサイドの面影を残しています。旅はここで列車を乗り換え、サザン・アルプスを越えるトランツ・アルパイン号でグレイマウスを目指します。
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大聖堂 |
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フェミリード歴史公園 |
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ハグレー公園 |
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トラム |
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列車はルートの最高地点、標高737mのアーサーズ・パス駅に到着。アーサーズの名は19世紀末、この峠に馬車道を開いた土木技師に由来しています。しかしその後、輸送難を解消するために鉄道建設が叫ばれ、15年もの歳月と難工事を経て1923年にレールが敷かれました。以来山岳観光の拠点となり、国立公園の滝や渓谷を訪ねるトランピング(ハイキング)や本格的な登山を楽しむ人々がたくさん訪れています。
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デビルス・パンチボウル滝 |
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サザン・アルプスを貫く8.5キロものオティラ・トンネルを抜け、ブラナー湖を過ぎると西海岸の町グレイマウスに終着します。陸海の要所として栄えた、小さいながらも西海岸の中心都市。古くはヒスイが採れるマオリの聖地で、19世紀末はゴールドラッシュで沸き返りました。ニュージーランドのポピュラーなビール「モンティース」の醸造所もこの町が発祥です。
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トランツ・アルパイン号 |
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シャンティタウン |
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