映画

サン・セバスチャンへ、ようこそ

スペインの都市サン・セバスチャンで開かれる映画祭へＮＹから出向いた１組の夫婦が、その地で繰り広げる気になる恋の行方を、Ｗ・アレン監督が軽妙洒脱に描いた恋愛喜劇。

おなじみの才人アレン監督が、今回はスペインの観光都市サン・セバスチャンで毎年開かれる国際映画祭を舞台に、数々の映画の名作へのオマージュを随所にちりばめながら、新たな恋愛喜劇を発表。「マンハッタン」「ラジオ・デイズ」など、数多くのアレン作品に出演しているW・ショーンが、妻の浮気疑惑に不安を募らせる一方で、新たな恋の予感にときめく主人公をハマリ役で好演。「ショーガール」のG・ガーション、「私が、生きる肌」のE・アナヤなど、共演陣も豪華多彩で、いつもながらに愉快な一作に仕上がった。