映画
人間の境界

12/5(木)午前11:15

人間の境界

第80回ヴェネチア国際映画祭で審査員特別賞などを受賞。ポーランド出身のA・ホランド監督が自国とベラルーシの国境地帯の現実を通じ、自国政府の不正を描いた社会派劇。

1970年代から活動し、「僕を愛したふたつの国/ヨーロッパ・ヨーロッパ」などが世界的に評価され、ハリウッドでも活躍したポーランドのベテラン、ホランド監督による意欲作。以前から難民の問題に関心を寄せていたホランド監督は本作を極秘裏に撮影。実際に難民だった過去を持つ人々などを出演させ、ほぼモノクロの映像で登場人物たちの悲劇的な運命を生々しく描いた。自国が非難されたと考えたポーランド政府によって上映を妨害されるなどトラブルもあったが、ヴェネチア国際映画祭など、世界中で絶賛を浴びた。

人間の境界

第80回ヴェネチア国際映画祭で審査員特別賞などを受賞。ポーランド出身のA・ホランド監督が自国とベラルーシの国境地帯の現実を通じ、自国政府の不正を描いた社会派劇。

2021年12月、ヨーロッパ。子どもを含むシリア人の難民一家はヨーロッパに逃げるべく、航空機で向かったベラルーシを経由し、地上で国境を越えてポーランドへ。だが森の自然は過酷で道中は困難を極める。しかもポーランドの国境警備隊によってベラルーシに戻されるが、ベラルーシ軍にまたポーランドに行くよう追い立てられてしまう。一方、ポーランドの国境警備隊や人道支援をする活動家たちにもそれぞれの立場があって……。

作品データ

  • 原題/Zielona granica
  • 制作年/2023
  • 制作国/ポーランド/フランス/チェコ/ベルギー
  • 内容時間(字幕版)/153分
  • ジャンル/ドラマ

受賞歴

  • 第80回(2023)ヴェネチア国際映画祭審査員特別賞

出演

役名 役者名
バシール ジャラル・アルタウィル
ユリア マヤ・オスタシェフスカ
レイラ ベヒ・ジャナティ・アタイ
難民一家の祖父 モハマド・アル・ラシ

スタッフ

  • 監督
    アニエスカ・ホランド
  • 製作
    アニエスカ・ホランド
  • 製作
    マルチン・ヴィエルシュホスワフスキ
  • 製作
    フレッド・バーンスタイン
  • 脚本
    アニエスカ・ホランド
  • 脚本
    ガブリエラ・ラザルキェヴィチュ
  • 脚本
    マチェイ・ピスク
  • 撮影
    トマシュ・ナウミュク
  • 音楽
    フレデリック・ヴェルシュヴァル

関連特集

ワールドシネマセレクション:ヴェネチア国際映画祭特集2024

要注目の映画祭の近年の受賞作をチョイス!

ユーザーレビュー

投稿されているレビューはありません。

関連特集

ワールドシネマセレクション:ヴェネチア国際映画祭特集2024

要注目の映画祭の近年の受賞作をチョイス!

閉じる

番組で使用されているアイコンについて

初回放送
新番組
最終回
生放送
アップコンバートではない4K番組
4K-HDR番組
二カ国語版放送
吹替版放送
字幕版放送
字幕放送
ノンスクランブル(無料放送)
  
5.1chサラウンド放送
5.1chサラウンド放送(副音声含む)
オンデマンドでの同時配信
オンデマンドでの同時配信対象外
映倫PG-12(12歳未満は保護者同伴が望ましい) ※2009年4月以前の映倫指定
映倫PG12(12歳未満は助言・指導が必要)
PG12に相当する内容が含まれるもの
映倫R-15(15歳未満鑑賞不可) ※2009年4月以前の映倫指定
R-15に相当する内容が含まれるもの
映倫R15+(15歳以上鑑賞可)
R15+に相当する内容が含まれるもの
映倫R指定(一般映画制限付) ※1998年4月以前の映倫指定
映像倫R指定(15歳未満鑑賞不可)