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三池崇史監督が人気作家、村上龍による小説を映画化。海外の観客も驚かせた、戦慄のサイコサスペンス。妻に先立たれた男性はある女性によって恐怖の体験へ。主演は石橋凌。

1990年代、多岐にわたるジャンルを手掛けて世界的にも注目を集めた三池監督が、本作では第29回ロッテルダム国際映画祭で国際批評家連盟賞などを受賞。主人公の男性が肉体関係を結んだ女性によって監禁されるという、“ストーカー”もののバリエーションだが、終盤の監禁場面など後半はショッキングなシーンを満載。本作を初めて見た原作者の村上は直後、三池監督自身に電話をかけて絶賛したという。なお脚本を担当した映画監督の天願大介は、後に三池監督作品「十三人の刺客（2010）」でも脚本を担当した。