映画

恋わずらいのエリー

宮世琉弥と原菜乃華がＷ主演した学園ラブストーリー。学校一の爽やか王子のことを妄想しながらＳＮＳでつぶやく女子高生。あるきっかけから妄想がリアルな恋に発展する。

藤ももによるコミックを、「覆面系ノイズ」「弱虫ペダル」など、幅広いジャンルを数多く手掛ける三木康一郎監督が映画化。原が演じる妄想大好き女子のエリーがSNSでつぶやくときの妄想シーンがユニークで、コミカルとシリアスの両方で豊かな表情を見せる原が印象的。エリーと宮世が演じる爽やか王子だが実はウラオモテのあるオミくんとの恋や心の擦れ違い、SNSでエリーとつながっていた男子の出現など、少女漫画の王道的展開に加え、人との出会いで自分を変えられるという前向きなメッセージも込められている。