映画

笑いのカイブツ

ＴＶやラジオの番組にネタ投稿を続け、“伝説のハガキ職人”と呼ばれたツチヤタカユキの私小説を映画化。笑いに取り付かれた男が不得意な人間関係で挫折と再起を繰り返す。

TVの大喜利バラエティ番組「着信御礼！ケータイ大喜利」でレジェンドの称号を手にし、ラジオの深夜放送のネタ投稿でも圧倒的な採用数を誇った“伝説のハガキ職人”ツチヤタカユキが、笑いに懸けた青春と挫折、再起を綴った同名私小説を映画化。「キングダム」シリーズなどの岡山天音が、笑いのネタ作りに関しては天才的だが、他人との関わり合いが絶望的に不得手という不器用な主人公を力演した。共演は仲野太賀、菅田将暉、松本穂香、片岡礼子ら。監督は本作が長編商業映画デビューとなる新鋭・滝本憲吾。