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「いつぞやは」 作・演出 加藤拓也

2/18(火)午後5:15

「いつぞやは」 作・演出 加藤拓也

余命宣告された男の残したSNSが呼び覚ます記憶。岸田國士戯曲賞を受賞し、新世代をリードする劇作家・演出家、加藤拓也が書き下ろした新作が誕生!

主宰する「劇団た組」で上演した「ドードーが落下する」で、演劇界の芥川賞ともいわれる「第67回岸田國士戯曲賞」を受賞した気鋭の劇作家・演出家の加藤拓也の書き下ろし新作をお送りする。
近年、手掛けた作品への称賛が続く加藤。2022年はNHKのドラマ「きれいのくに」で第10回市川森一脚本賞を受賞し、2023年は前出の岸田國士戯曲賞に加え、舞台「もはやしずか」、「ザ・ウェルキン」の功績で第30回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞するなど注目度は高まるばかりだ。
その加藤が作・演出し、平原テツ、橋本淳、鈴木杏、夏帆、今井隆文、豊田エリーの出演で話題をさらった本作。物語の発端は若くしてがんを患った友人との過去のSNSのやりとり。亡くなった後も消せないリアルな会話をどう扱うのか、“死”を扱う話でありながらも重くならず、しかし自分だったらどうするのだろう、と観る者の心をざわつかせ続ける加藤の鮮やかな作劇と演出は、今まさに観るべき作品。新世代をリードする29歳の劇作家・演出家の新作舞台をお見逃しなく!

「いつぞやは」 作・演出 加藤拓也

余命宣告された男の残したSNSが呼び覚ます記憶。岸田國士戯曲賞を受賞し、新世代をリードする劇作家・演出家、加藤拓也が書き下ろした新作が誕生!

劇団活動をしている松坂(橋本淳)が、ある男の思い出を語っている。それは、かつて劇団仲間だった一戸(平原テツ)の物語だ。数年前、ふらりと松坂の芝居を観にやって来た一戸は、健康上の理由から故郷の青森に帰ることにしたと言う。淡々と語られる一戸の近況報告をきっかけに、昔の劇団仲間が集まることになった。その仲間、坂本(今井隆文)、小久保(夏帆)、大泉(豊田エリー)たちは、それぞれの悩みや現実を抱えながらそれぞれの人生を歩んでいる。今も演劇を続ける者、演劇からは離れている者。そして、故郷に帰った一戸は、シングルマザーとなっていた同級生の真奈美(鈴木杏)と再会し……。

収録日・収録場所

  • 2023年9月20日/東京 世田谷パブリックシアター シアタートラム

出演

  • 平原テツ
  • 橋本淳
  • 夏帆
  • 今井隆文
  • 豊田エリー
  • 鈴木杏

スタッフ

  • 作・演出
    加藤拓也

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