現代イラン映画界の名匠、A・ファルハディが2004年に発表した監督第2作。死刑執行が迫った親友の命を救うべく、同じ少年院の仲間の少年が必死で奔走するさまを描く。
16歳のとき、恋人と心中を図って自分だけ生き残り、殺人罪で死刑宣告を受けた少年のアクバル。少年院で18歳の誕生日を迎え、仲間の少年たちから祝福を受けたアクバルだったが、それは同時に死刑の執行が可能となる年齢に達したことも意味し、思わず彼は嘆き悲しむ。それを知った親友のアーラは、少年院を出所すると、アクバルの死刑を取り下げてくれるよう、彼の姉フィルゼーとともに、死んだ娘の父親のもとへ嘆願に出向く。作品データ
- 原題/Shahr-e ziba
- 制作年/2004
- 制作国/イラン
- 内容時間(字幕版)/103分
- ジャンル/ドラマ
出演
役名 | 役者名 |
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アーラ | バーバック・アンサーリ |
フィルゼー | タラネ・アリドゥスティ |
アクバル | ホセイン・ファージ・ザーデー |
アボルガセム | ファラマルズ・ガリビアン |
アボルガセムの後妻 | アフー・ケラドマンド |
スタッフ
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監督アスガー・ファルハディ
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脚本アスガー・ファルハディ
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撮影アリ・ログマニ
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撮影ホセイン・ジャファリアン
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音楽ベイマン・ヤズダニアン