映画

天使(2006)

深田恭子、永作博美、永瀬正敏らが共演し、桜沢エリカによるコミック「天使」「天使の巣」を映画化したファンタジー。東京で悩み苦しむ人々の前に、本物の天使が現われる。

東京で暮らし、恋愛、家族や友人との関係などに悩む3人は、神出鬼没な天使と出会って救われ、心を癒やされていく……。ヒューマンなぬくもりがたっぷりなファンタジー。何より、人気女優の深田が天使の役を演じたのが見もの。少女のように純粋無垢な表情の数々はチャーミングだが、せりふがまったく無い上、宙を浮くシーンが多く、演じるのが大変だったのではないかと感心させられる。ヒットアニメ「サマーウォーズ」などのアニメも手掛ける奥寺佐渡子が脚本を担当。監督は本作が初の劇場用映画となった宮坂まゆみ。