映画

ドリームプラン

スーパースターのＷ・スミスが第９４回アカデミー賞で初めて主演男優賞を受賞した話題作。女子テニス界の大物ウイリアムズ姉妹、セレナとビーナスとその父母の実話を再現。

後に女子テニス界の大物となるウイリアムズ姉妹、セレナとビーナスが少女時代、貧しい上、テニスについてほとんど知らない父親リチャードが独学で考えた“計画（プラン）”のもと、テニス界の頂点を目指したという、驚きのサクセスストーリーを再現。スミスがいつものスター性を抑制し、リアルに演じたリチャードがまさに愛すべき父親像だっただけに、第94回アカデミー賞の授賞式でクリス・ロックに暴力を振るう事件を起こしたのは悔やまれる。それでも本作におけるスミスの一世一代の熱演には、一見の価値がある。