唐十郎が演劇賞を席巻した傑作戯曲に宮沢りえ、磯村勇斗、愛希れいか、風間杜夫ら豪華キャストが集結!演出は蜷川幸雄、唐十郎に師事した金守珍。
港の町を去って、今は都会の片隅にあるブリキ店で暮らす蛍一(磯村勇斗)。店主の静雄(風間杜夫)は、まだらボケの詩人だ。日が落ちると急にダンディーな夜の詩人と化す。ある時、店に現われたのは詩人を「先生」と呼ぶ、しらない二郎(岡田義徳)。二郎は詩人・静雄の元門下生であり、蛍一とは長崎の諫早湾の漁港でともに働いた仲だった。干拓事業の賛否に揺れる漁港では、湾を分断する“ギロチン堤防”が内側の調整池の水を腐らせ不漁が続き、調整池の埋め立てに反対だった仲間の漁師が、次々と土建屋に鞍替えしていく。そんな現実に絶望した蛍一は、港の町を去ったのだ。一方の二郎は、実は港に派遣された“さぐり屋”だった。依頼主は、月の裏側を熟知しているとのたまう月影小夜子(愛希れいか)。二郎の裏切りを蛍一がなじっていると、蛍一を捜して、やすみ(宮沢りえ)という女が現われる。収録日・収録場所
- 2021年12月15日/東京 Bunkamuraシアターコクーン
出演
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宮沢りえ
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磯村勇斗
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愛希れいか
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岡田義徳
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大鶴美仁音
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渡会久美子
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広島光
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島本和人
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八代定治
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宮原奨伍
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板倉武志
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奈良原大泰
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キンタカオ
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趙博
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石井愃一
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金守珍
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六平直政
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風間杜夫
スタッフ
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作唐十郎
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演出金守珍