50万人が集まった真夏のニューヨーク。パヴァロッティの美声による至高の歌が、摩天楼の空間を極彩色に染め上げる!
キング・オブ・ハイCの“神の声”を持つイタリアの国宝と称され、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスとともに三大テノールとして世界的人気を博したルチアーノ・パヴァロッティ。彼が1993年6月26日に米・ニューヨークのセントラルパークで行なったコンサートの模様をお届け。パヴァロッティは、ロンドンのハイドパーク(1991年)を皮切りに大規模な野外コンサートを何度も行なっているが、このセントラルパーク公演は50万人の観客が集った最大規模のもので、その全景映像は圧巻。6月の爽やかな季節だけに観客の多くはカジュアルなTシャツ姿だ。そんな雰囲気の中、オペラの有名なアリアに「A列車で行こう」などのジャズナンバーや、「オ・ソレ・ミオ」など母国の愛唱歌を交えた多彩な楽曲を歌う彼の歌声は伸びやかで力強い。コンサートの最後を締めくくる「誰も寝てはならぬ」の壮大な歌唱まで、パヴァロッティの魅力が存分に味わえる。
収録日・収録場所
- 1993年6月26日/アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク セントラルパーク
楽曲情報
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歌劇《ルイザ・ミラー》序曲(ヴェルディ)
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穏やかな夜には(ヴェルディ:歌劇《ルイザ・ミラー》)
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ロンド・ロッソ(メルカダンテ)
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わが祖先の墓よ…やがてこの世に別れを告げよう(ドニゼッティ:歌劇《ランメルモールのルチア》)
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歌劇《シチリア島の夕べの祈り》序曲(ヴェルディ)
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ありふれた話〔フェデリコの嘆き〕(チレア:歌劇《アルルの女》)
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A列車で行こう(ストレイホーン)
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スウィングしなきゃ意味ないね(エリントン)
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アイ・キャン・ゴー・トゥー・ゴッド・イン・プレイヤー(黒人霊歌)
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マティナータ〔朝の歌〕(レオンカヴァルロ)
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セレナータ(マスカーニ)
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風に託そう私の歌(ビクシオ)
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《カルメン組曲》よりファンタジア・ブリランテ(ビゼー/ボーン)
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ローマのギター(ディ・ラザーロ)
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ジロメッタ(シベッラ)
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魅惑の瞳(デンツァ)
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歌劇《椿姫》第3幕への前奏曲
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つばめは古巣へ(デ・クレシェンツォ)
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忘れな草(デ・クルティス)
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春風よ、なぜ私をめざめさせるのか(マスネ:歌劇《ウェルテル》)
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妙なる調和(プッチーニ:歌劇《トスカ》)
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星は光りぬ(プッチーニ:歌劇《トスカ》)
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オ・ソレ・ミオ(ディ・カプア)
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誰も寝てはならぬ(プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》)
出演
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出演ルチアーノ・パヴァロッティ
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合唱ハーレム少年合唱団
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演奏ニューヨーク・フィルハーモニック
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指揮レオーネ・マジエラ