英国ロイヤル・バレエ団の元プリンシパルで世界的バレエダンサー熊川哲也率いるKバレエカンパニー。クリスマスの風物詩として毎年定番の公演「くるみ割り人形」を放送。
Kバレエカンパニーが毎年冬に上演し、恒例となっている演目。クリスマスの風物詩となっている本作を、Kバレエカンパニーが新制作したのは2005年。芸術監督の熊川哲也が精魂を傾けて演出、振り付けし、同バレエ団が第5回朝日舞台芸術賞を受賞する原動力にもなった。2008年から10年間は東京・TBS赤坂ACTシアターにて“赤坂Sacasバージョン”として披露された後、2018年以降は熊川が芸術監督を務める東京・Bunkamuraオーチャードホールに場所を移して上演されている。19世紀初め、人形の国では以前よりねずみたちとの領地争いが起こっていた。ある日、ねずみの王様は人形王国に魔法をかけ、マリー姫をねずみに、婚約者の近衛兵隊長をくるみ割り人形に変えてしまう。魔法を解く方法はただ一つ、世界一硬いクラカトゥクくるみを割ること。だがそのためには純粋無垢な心を持つ人間の力が必要で、人形の国の王様から命を受けたドロッセルマイヤーはこの人物を探すため、人間界へと旅に出る。
収録日・収録場所
- 2018年12月6日/東京 Bunkamuraオーチャードホール
出演
役名 | 役者名 |
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マリー姫 | 中村祥子 |
くるみ割り人形王子 | 遅沢佑介 |
ドロッセルマイヤー | 杉野慧 |
クララ | 吉田このみ |
雪の王 | 益子倭 |
雪の女王 | 戸田梨紗子 |
スタッフ
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芸術監督熊川哲也
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指揮井田勝大
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管弦楽シアター オーケストラ トーキョー