世界屈指のバレエ団に数えられる華やかな英国ロイヤル・バレエの魅力を3本の作品に詰め込んだ豪華なオムニバス。プリンシパルの平野亮一、ソリストの金子扶生も出演。
ケネス・マクミラン振り付けによる「コンチェルト」は1966年にベルリン・ドイツ・オペラで初演され、英国ロイヤル・バレエ団では翌年に上演。バーレッスンの様子を模したというパ・ド・ドゥがショスタコーヴィチ「ピアノ協奏曲2番」にのせられ、第2楽章では平野亮一がヤスミン・ナグディとともにしっとりとした世界を叙情性豊かに魅せている。「エニグマ・ヴァリエーション」は、英国を代表する作曲家エドワード・エルガーを主人公としたドラマ。当時まだ知名度が低かったエルガーが著名な指揮者からの電報を待つ間、妻や友人たちが彼を元気づけ励ますという心温まる物語を送る。
ロシア・クラシックバレエの粋「ライモンダ 第三幕」は、貴族の姫君ライモンダと十字軍の騎士ジャン・ド・ブリエンヌの壮麗かつ華やかな結婚式が繰り広げられる。6つのヴァリエーションには金子扶生が登場。豪華絢爛なフィナーレに至るまで、まばゆく華やかな世界に存分に浸っていただきたい。
収録日・収録場所
- 2019年5月11日/イギリス・ロンドン ロイヤル・オペラ・ハウス
【「コンチェルト」Concerto】
出演
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アナ=ローズ・オサリヴァン
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ジェームズ・ヘイ
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ヤスミン・ナグディ
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平野亮一
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マヤラ・マグリ
スタッフ
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振付ケネス・マクミラン
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音楽ドミトリー・ショスタコーヴィッチ
【「エニグマ・ヴァリエーション」Enigma Variations】
出演
役名 | 役者名 |
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キャロライン・エルガー夫人 | ラウラ・モレーラ |
エドワード・エルガー | クリストファー・サウンダーズ |
ドーラ・ペニー(ドラベラ) | フランチェスカ・ヘイワード |
アーサー・トロイト・グリフィス | マシュー・ボール |
スタッフ
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振付フレデリック・アシュトン
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音楽エドワード・エルガー
【「ライモンダ 第三幕」Raymonda ActIII】
出演
役名 | 役者名 |
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ライモンダ | ナタリア・オシポワ |
ジャン・ド・プリエンヌ | ワディム・ムンタギロフ |
第1ヴァリエーション | 金子扶生 |
スタッフ
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振付ルドルフ・ネレエフ
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原振付マリウス・プティパ
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音楽アレクサンドル・グラズノフ