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メトロポリタン・オペラ ベルク《ヴォツェック》 新演出 混沌とした社会に生きる人々を慈悲のまなざしで描いた20世紀オペラの最高傑作。ドローイングを駆使したビジュアルアート界の巨匠の刺激的な新演出が、無上の感動を生む。
戦地では上官に虐げられ、戻ってからは人体実験の被験者となることで日銭を稼ぐヴォツェック。社会の底辺に生きる者たちの悲劇を慈悲のまなざしで描いた、20世紀オペラの最高傑作の一つ。
描かれているのは現代と通じる混沌とした世界。ドローイングアニメを多用した演出で登場人物はその混沌からうっすらと現われ、溶け込んでいく。ヴォツェックが内縁の妻マリーへの殺意が高まる場面の音楽は強烈で「真の恐怖は後から襲ってくる」といわれている。
ドローイングを駆使して人間心理の闇に迫るビジュアルアート界の巨匠W・ケントリッジの演出は、装置と映像の区別がつかぬほど混然とし、刻々と変化するつくりのうまさは格別。荒廃した世相や人物たちの精神をみごとに象徴し、貧しい者たちを残酷なまでにのみ込む。主演のP・マッテイの演技のうまさ、20世紀オペラの名手Y・ネゼ=セガンの知的で熱い指揮による音楽がもたらす、衝撃の体験をしてほしい。収録日・収録場所
- 2020年1月11日/アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク メトロポリタン歌劇場
出演
役名 役者名 ヴォツェック ペーター・マッテイ マリー エルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァー 鼓手長 クリストファー・ヴェントリス 大尉 ゲルハルド・ジーゲル 医者 クリスチャン・ヴァン・ホーン スタッフ
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指揮ヤニック・ネゼ=セガン
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演出ウィリアム・ケントリッジ
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プッチーニ《蝶々夫人》