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三谷幸喜「大地」(Social Distancing Version)

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三谷幸喜「大地」(Social Distancing Version)

新生PARCO劇場に書き下ろした三谷流俳優論。演じるとは何か?生きるとは何か?コロナ禍の劇場再開第1弾となり、大泉洋、山本耕史、竜星涼らが出演し大喝采を浴びた。

東京の新生パルコ劇場にて上演された、三谷幸喜が書き下ろした新作舞台「大地」。2020年のコロナ禍の中、“Social Distancing”という状況で、三谷がより豊かな演劇表現に昇華させ、タイトルも「大地(Social Distancing Version)」としてアップデートさせた舞台を放送する。
「俳優についての物語を書きたかった。僕にとって恩人ともいうべき彼らを真正面から書いてみたかった」と語る三谷が描いたテーマは、俳優への愛を込めた“俳優論”だ。この三谷流“俳優論”に挑むのは、NHK大河ドラマ「真田丸」や、舞台「子供の事情」の好演が記憶に新しい大泉洋。舞台「おのれナポレオン」以来7年ぶりに三谷作品に出演する山本耕史。そして舞台「不信~彼女が嘘をつく理由」などに出演した栗原英雄、映画『記憶にございません!』で主人公の息子を演じた濱田龍臣、三谷作品には欠かせない存在の藤井隆、相島一之、浅野和之が集結。さらに、三谷作品初参加の竜星涼、辻萬長、小澤雄太、まりゑという豪華な顔触れが一堂に会する。俳優にとって演じることとはなんなのか?そして、演劇とは、エンターテインメントとは何かを三谷幸喜が切実に問い掛ける話題作。

三谷幸喜「大地」(Social Distancing Version)

新生PARCO劇場に書き下ろした三谷流俳優論。演じるとは何か?生きるとは何か?コロナ禍の劇場再開第1弾となり、大泉洋、山本耕史、竜星涼らが出演し大喝采を浴びた。

舞台はとある架空の国家、反政府主義のレッテルを貼られた俳優たちの収容施設。強制的に集められ、自由を奪われた彼らを何よりも苦しめたのは、“演じる”行為を禁じられたことだった。役者としては三流だが面倒見のいいチャペック(大泉洋)、映画スターのブロツキー(山本耕史)、女形のツベルチェク(竜星涼)、大御所舞台俳優バチェク(辻萬長)、世界的パントマイマーのプルーハ(浅野和之)、大道芸人のピンカス(藤井隆)、演出もする正義漢のツルハ(相島一之)、そして演劇を学ぶ学生ミミンコ(濱田龍臣)ら8人の俳優たちは、政府の監視下で広大な荒野を耕して毎日を過ごしていた。
ある日、ミミンコの恋人ズデンガ(まりゑ)が、女性専用の収容所にいることを知った一同。指導員のホデク(栗原英雄)や政府役人のドランスキー(小澤雄太)の目を盗み、恋人たちを会わせようと計略を練るが…。

収録日・収録場所

  • 2020年7月11日/東京 パルコ劇場

出演

  • 大泉洋
  • 山本耕史
  • 竜星涼
  • 栗原英雄
  • 藤井隆
  • 濱田龍臣
  • 小澤雄太
  • まりゑ
  • 相島一之
  • 浅野和之
  • 辻萬長

スタッフ

  • 作・演出
    三谷幸喜
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