映画

ベン・ハー(2016)

１９５９年の名作映画「ベン・ハー」と同じ原作を映画化したスペクタクルアドベンチャー。帝政時代のローマを舞台に、復讐に燃えるユダヤ人の勇者ベン・ハーの冒険を描く。

第32回アカデミー賞で、現在も史上最多タイ記録の計11部門を受賞した1959年の映画など、なん度も映像化されてきた小説を21世紀で初めて実写映画化したのが本作。1959年版は約3時間半の長尺だったが、本作は主人公ベン・ハーと旧友メッサラの関係をクローズアップし、スピーディーに展開する冒険やアクションを見ものに。一説によれば1億ドルもの製作費を注いだといわれ、1959年版で最大の見せ場だった戦車（馬車）レースの場面もより迫力をアップ。監督は「ウォンテッド」のT・ベクマンベトフ。