映画

タッチ　背番号のないエース

あだち充の名作漫画をもとにしたアニメ映画３部作の第１部。出来の良い弟と中途半端な兄、双子の上杉兄弟の葛藤、そして幼なじみの少女・浅倉南との淡い三角関係を綴る。

原作漫画とTVアニメが1980年代に一世を風靡し、今なおファンが絶えない名作「タッチ」。この映画版第1部は、TVアニメ版と主要スタッフや声優キャストを同じくしながら、総集編ではなく改めて作画を行なった新作となる。長大なストーリーを時間に制約のある映画としてまとめるため、独自のアレンジや原作にもTV版にもないエピソードが追加されるなど、TV版を観たファンも新鮮に楽しめるようになっている。特に“背番号のないエース”の意味が分かるクライマックスのオリジナル展開は感涙ものだ。