第71回カンヌ国際映画祭で脚本賞に輝いたのをはじめ、数多くの映画賞を受賞。無垢なる魂を持った青年ラザロが現代にもたらす奇跡を寓話風に描き、絶賛を博した感動作。
外の世界とは隔絶した、イタリア中部のとある農村。そこでは今なお村人たちが、領主であるデ・ルーナ侯爵夫人に搾取されながら、前近代的な労働生活を強いられていた。ある日、その村へ、侯爵夫人の放蕩息子であるタンクレディが都会から戻って来て、ふとしたことから、村一番の働き者で底抜けにお人よしの善良な青年ラザロと親しくなる。タンクレディは母親から身代金を巻き上げようと、自らの狂言誘拐事件をたくらむのだが…。作品データ
- 原題/Lazzaro felice
- 制作年/2018
- 制作国/イタリア
- 内容時間(字幕版)/128分
- ジャンル/ドラマ
受賞歴
- 第71回(2018)カンヌ国際映画祭脚本賞
出演
役名 | 役者名 |
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ラザロ | アドリアーノ・タルディオーロ |
アントニア | アニェーゼ・グラツィアーニ |
タンクレディ | ルカ・チコヴァーニ |
アントニア(成人) | アルバ・ロルヴァケル |
タンクレディ(成人) | トンマーゾ・ラーニョ |
マルケッサ・アルフォンシーナ・デ・ルーナ侯爵夫人 | ニコレッタ・ブラスキ |
スタッフ
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監督アリーチェ・ロルヴァケル
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製作カルロ・クレスト=ディナほか
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脚本アリーチェ・ロルヴァケル
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撮影エレーヌ・ルヴァール
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音楽ピエロ・クリチッティ