映画

瞳の中の訪問者

手塚治虫の人気漫画「ブラック・ジャック」の一挿話を、「ＨＯＵＳＥ／ハウス」の大林宣彦監督が彼独自の映像美を駆使して実写映画化した片平なぎさ主演の幻想譚。

「HOUSE／ハウス」で商業映画デビューを果たした大林宣彦監督が、続いて今度は、手塚治虫の人気漫画「ブラック・ジャック」の一挿話の実写映画化に挑戦。目に大けがを負い、天才外科医ブラック・ジャックの手で角膜の移植手術を受けたテニスの女子選手がたどる数奇な運命を、当時売り出し中のホリプロの人気アイドル、片平なぎさの主演で夢幻的に綴る（劇場公開時の併映作は、同じホリプロ所属の人気トリオの高校卒業の記念コンサートを記録した「昌子・純子・百恵　涙の卒業式　～出発～」）。共演は宍戸錠。