映画

不都合な真実2：放置された地球

元合衆国副大統領Ａ・ゴアが出演して地球温暖化に警鐘を打ち鳴らし、第７９回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞に輝いた社会派ドキュメンタリー「不都合な真実」の続編。

米民主党の政治家で、ビル・クリントン政権下の1993～2001年、副大統領を務めたゴアだが、1970年代から環境問題に関心を寄せ、そんなゴアが自ら出演し、地球温暖化などの環境問題に警鐘を打ち鳴らしたドキュメンタリーが「不都合な真実」。本作はその成功（ゴアはノーベル平和賞も授与された）を経てからの約10年間、ゴアに何があったかを記録。前作は科学ドキュメンタリーの色合いが濃かったが、本作はトランプ政権誕生など米国社会の変化を受け、より多様な問題を取り上げ、見る者を考えさせる。