回る客席を囲む360°の壮大な舞台で繰り広げられた“花鳥風月”。そして髑髏城シリーズラストを飾るのは新作の“極”。天海祐希、古田新太が新たな伝説をつくる。
シーズンの最後を飾る“Season極”では、捨之介も蘭兵衛も出てこないもう一つの『髑髏城の七人』が描かれる。これまでの作品では色街の花形太夫だった極楽太夫が謎の渡り遊女として登場し、天魔王との愛憎劇を中心に物語が進んでいく。主演の天海祐希が極楽を演じ、天魔王役の古田新太と最強タッグを組む。さらに福士誠治、竜星涼、清水くるみ、三宅弘城、山本亨、梶原善ら豪華キャストがそろい踏みだ。【ストーリー】
時は戦国の世。織田信長が死に、豊臣秀吉が天下統一を果たそうとしていた時、関東荒野にひとりの渡り遊女・極楽太夫(天海祐希)が現われる。血塗られた修羅の道を行き、かつて狙撃手として1発の銃弾で敵の心臓を正確に射抜く名うての暗殺者だった極楽の銃口は、関東髑髏党の党首・天魔王(古田新太)へと向けられる。天魔王は関東で凶暴な武力を蓄え、秀吉の天下統一を阻もうとしている男だった。
しかし極楽の銃口を前にまったくひるまない天魔王は、髑髏の仮面に覆われた素顔をさらして見せる。そこに現われたのは、死んだはずの信長とうり二つの顔。かつて信長に自らの夢を託し盟約を結んでいた極楽は驚愕する。そして天魔王と極楽、2人の縁の糸は複雑に絡み合い、愛と憎しみに彩られた運命の歯車が回り始める。
時を同じくして、秀吉軍20万が天魔王の髑髏城へと迫り、関東髑髏党擁する鉄機兵2万との壮絶な戦が始まろうとしていた…。
収録日・収録場所
- 2018年4月12日/東京 IHIステージアラウンド東京
出演
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天海祐希
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福士誠治
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竜星涼
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清水くるみ
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三宅弘城
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山本亨
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梶原善
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古田新太
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他
スタッフ
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作中島かずき
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演出いのうえひでのり