回転する客席を囲む360°のダイナミックなステージ。宮野真守、鈴木拡樹、廣瀬智紀、木村了、松岡広大らが壮大な舞台空間をエネルギッシュに駆け巡る。
IHIステージアラウンド東京で上演された『髑髏城の七人』の第4弾で、2つのチームが交互に上演した“Season月”。“上弦の月”に続き、声優としても人気を博す宮野真守を主演に据えた“下弦の月”をお送りする。天魔王役には2.5次元ミュージカル・舞台を牽引する鈴木拡樹。そして廣瀬智紀、木村了、松岡広大と、舞台などで広く活躍するフレッシュなメンバーが集まった。極楽太夫を演じる羽野晶紀は17年ぶりの劇団☆新感線本公演への復帰で、1990年の初演で初代極楽太夫を演じ、狸穴二郎衛門を演じる千葉哲也は2011年の「ワカドクロ」以来の出演と、ともに注目の存在。今回の物語は理想に燃える主人公・捨之介の若さゆえの“失敗”、そして“絶望”が描かれる。《花》《鳥》《風》と続いた“髑髏城の七人”のベーシックなストーリーを同じくする物語のラストを飾る作品。先輩たちが作ってきた歴史に新しい息吹を吹き込む。
【ストーリー】
時は戦国時代末期。織田信長が死に、豊臣秀吉が天下統一を今まさに叶えようとしていたころ、かつてついえた見果てぬ夢に今なおとらわれている3人の男がいた。荒れ野に突然現われた男・捨之介。関東一の色里「無界の里」の主人・無界屋蘭兵衛。そして異形の鎧に身を包み、天下を覆さんと関東髑髏党を率いる天魔王。運命の糸に操られた3人の男たちが漆黒の髑髏城を舞台に命を賭して相まみえる。
収録日・収録場所
- 2018年1月24日/東京 IHIステージアラウンド東京
出演
役名 | 役者名 |
---|---|
捨之介 | 宮野真守 |
天魔王 | 鈴木拡樹 |
無界屋蘭兵衛 | 廣瀬智紀 |
兵庫 | 木村了 |
霧丸 | 松岡広大 |
いん平 | インディ高橋 |
珊底羅の生駒 | 中谷さとみ |
贋鉄斎 | 中村まこと |
渡京 | 伊達暁 |
あんにら(漢字が表記されず)の剣布 | 肘井美佳 |
真達羅の爪月 | 安田栄徳 |
極楽太夫 | 羽野晶紀 |
狸穴二郎衛門 | 千葉哲也 |
他 |
スタッフ
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作中島かずき
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演出いのうえひでのり