回転する客席を囲む360°の壮大なステージ。福士蒼汰、早乙女太一、三浦翔平、須賀健太、平間壮一らが全身全霊で挑む、これまでと一線を画する“髑髏”を体感せよ。
IHIステージアラウンド東京で上演された『髑髏城の七人』の第4弾。今回は2つのチームが交互に上演した“Season月”で、福士蒼汰を主演に据えた“上弦の月”をお送りする。本作品が初舞台の福士をはじめとするメンバーは、若くフレッシュな面々で、主要キャストの多くが劇団☆新感線初参加。『髑髏城~』には本作で3回目の出演となる早乙女太一は今回初めて天魔王を演じ、三浦翔平、須賀健太、平間壮一は劇団☆新感線初出演。そこに高田聖子、渡辺いっけいら味のあるベテランが厚みを加えている。今回の物語は理想に燃える主人公・捨之介の若さゆえの“失敗”、そして“絶望”が描かれており、これまでの“髑髏”とは一味違った作品となっている。若いキャストが演じるからこその緊迫感やもろさが、かえって物語の説得力を高め臨場感を与えている。宮野真守が座長を務めた“下弦の月”と見比べてみてはいかがだろうか。
【ストーリー】
時は戦国時代末期。織田信長が死に、豊臣秀吉が天下統一を今まさに叶えようとしていたころ、かつてついえた見果てぬ夢に今なおとらわれている3人の男がいた。荒れ野に突然現われた男・捨之介。関東一の色里「無界の里」の主人・無界屋蘭兵衛。そして異形の鎧に身を包み、天下を覆さんと関東髑髏党を率いる天魔王。運命の糸に操られた3人の男たちが漆黒の髑髏城を舞台に命を賭して相まみえる。
収録日・収録場所
- 2018年1月23日/東京 IHIステージアラウンド東京
出演
役名 | 役者名 |
---|---|
捨之介 | 福士蒼汰 |
天魔王 | 早乙女太一 |
無界屋蘭兵衛 | 三浦翔平 |
兵庫 | 須賀健太 |
霧丸 | 平間壮一 |
渡京 | 粟根まこと |
珊底羅の生駒 | 山本カナコ |
じん平 | 村木仁 |
贋鉄斎 | 市川しんぺー |
あんにら(漢字が表記されず)の剣布 | 人見早苗 |
真達羅の爪月 | 横山一敏 |
極楽太夫 | 高田聖子 |
狸穴二郎衛門 | 渡辺いっけい |
他 |
スタッフ
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作中島かずき
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演出いのうえひでのり