回転する客席を囲む360°のダイナミックな舞台。阿部サダヲ、森山未來、早乙女太一、松雪泰子らが、歌あり踊りありそしてオモシロありのド派手な“髑髏”で魅了する。
IHIステージアラウンド東京で上演された『髑髏城の七人』の第2弾、“Season鳥”。正統派として立ち上げた“花”に続いて上演された“鳥”は歌あり踊りあり、そしてオモシロありの華やかな演出で話題となった。主人公の捨之介を演じるのは阿部サダヲ。これまでの着流し姿とまったく違う“テロリスト”をイメージした新たな捨之介で満員の観客を魅了。さらにダンスで鍛えたしなやかな身体能力をもつ森山未來と、大衆演劇で殺陣を極めた早乙女太一による天魔王VS無界屋蘭兵衛の死闘は、“新感線”のチャンバラ史上屈指の名シーンといわれる最高の見どころだ。極楽太夫を演じる松雪泰子のミュージカル風にショーアップされたシーン、贋鉄斎を演じる池田成志の体を張った演技は変化球に満ちたまったく新たな髑髏城を印象づける。ほか、粟根まこと、福田転球、少路勇介、清水葉月、梶原善ら豪華キャストが勢ぞろいした。
【ストーリー】
時は戦国時代末期。織田信長が死に、豊臣秀吉が天下統一を今まさに叶えようとしていたころ、かつてついえた見果てぬ夢に今なおとらわれている3人の男がいた。荒れ野に突然現われた男・捨之介。関東一の色里「無界の里」の主人・無界屋蘭兵衛。そして異形の鎧に身を包み、天下を覆さんと関東髑髏党を率いる天魔王。運命の糸に操られた3人の男たちが漆黒の髑髏城を舞台に命を賭して相まみえる。
収録日・収録場所
- 2017年7月31日/東京 IHIステージアラウンド東京
出演
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阿部サダヲ
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森山未來
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早乙女太一
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松雪泰子
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粟根まこと
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福田転球
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少路勇介
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清水葉月
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梶原善
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池田成志
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他
スタッフ
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作中島かずき
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演出いのうえひでのり