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寝ずの番

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寝ずの番

〈日本映画の父〉と呼ばれる牧野省三を祖父に持つ俳優の津川雅彦が、マキノ雅彦名義で念願の監督デビュー。中島らもの同名短編を豪華多彩な顔触れで映画化した艶笑喜劇。

日本映画の創始者たる牧野省三を祖父に、そして生涯に260本余りの映画を撮った名匠監督・マキノ雅広を叔父に持ち、兄の長門裕之とともに日本有数の芸能一家に生まれ育った津川雅彦。そんな彼が、中島らもの同名短編をもとに、66歳にして念願の監督デビュー。上方落語界の重鎮である師匠やその弟子、家族たちが臨終間際やお通夜の席で繰り広げるとんだ珍騒動を、下ネタや卑猥な語句満載でおおらかに描き、上質の艶笑喜劇に仕上がった。主演の中井貴一をはじめ、富司純子、木村佳乃らの愉快な競演が何より見もの。

寝ずの番

〈日本映画の父〉と呼ばれる牧野省三を祖父に持つ俳優の津川雅彦が、マキノ雅彦名義で念願の監督デビュー。中島らもの同名短編を豪華多彩な顔触れで映画化した艶笑喜劇。

入院中の上方落語界の重鎮・笑満亭橋鶴師匠が危篤状態に陥り、家族や弟子たちが皆、病室に駆け付ける事態に。何か心残りはありませんか、と周囲から尋ねられ、橋鶴師匠が苦しげな口調で答えたのは、「そ、そが見たい」という一言。本人は「外が見たい」と言ったつもりが、それを一番弟子の橋次が「そそ(女性のあそこを指す京言葉)が見たい」と勘違いしたことから、巡り巡って橋太の愛妻・茂子がその大役を担うこととなる。

作品データ

  • 制作年/2006
  • 制作国/日本
  • 内容時間/110分
  • ジャンル/コメディ

出演

役名 役者名
橋太 中井貴一
茂子 木村佳乃
橋次 笹野高史
志津子 富司純子
橋鶴 長門裕之
元鉄工所の社長 堺正章

スタッフ

  • 監督
    マキノ雅彦
  • 脚本
    大森寿美男
  • 撮影
    北信康
  • 音楽
    大谷幸

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