新橋演舞場史上最も笑えると評された、三谷幸喜作・演出による2018年の舞台。中村獅童、松岡昌宏、松岡茉優、田中圭ら出演陣で描く、江戸城無血開城を巡る幕末群像喜劇
東京 新橋演舞場で上演された、三谷幸喜作・演出による幕末群像喜劇。本作は、勝海舟、西郷隆盛といった歴史を作った偉人と、歴史に名が残らなかった庶民たちによって織り成される、おかしくも心温まる物語。江戸城の無血開城を実現し、江戸の街を戦火から守ろうと、勝の家族、親族、家来、使用人、さらには出入りの庭師までもが一世一代の大芝居を打つ。【ストーリー】
時は慶応4年。鳥羽伏見の戦いで幕府軍に勝利した西郷隆盛(藤本隆宏)率いる官軍は、江戸城総攻撃のために東海道を進んでいた。西郷としては、無駄に血を流さずに江戸城を明け渡してもらえるなら、こんなにうれしいことはない。そこで、幕府側の代表である軍事取扱・勝海舟(中村獅童)と会って降伏を勧めることにする。
だが、勝は気が小さい上にけんかっ早い。こんな性格の勝が西郷に会ったら間違いなく交渉は決裂。江戸が火の海になるのは目に見えていた。そこで、江戸の街を愛する勝の娘ゆめ(松岡茉優)は、家の使用人ら周囲の人たちとともに一計を案じる。それは、西郷に勝の偽者と会談させ、その偽者に降伏を受諾させるというもの。勝に成り替わる役に選ばれたのは、横顔が似ていなくもない勝邸出入りの庭師・平次(松岡昌宏)だった。最初は気が乗らなかった平次だが、金に釣られて引き受ける。かくして、江戸を戦火から守るための大芝居が始まる。
収録日・収録場所
- 2018年3月12日/東京 新橋演舞場
出演
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中村獅童
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松岡昌宏
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松岡茉優
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高田聖子
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八木亜希子
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飯尾和樹
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磯山さやか
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妃海風
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中村蝶紫
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吉田ボイス
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藤本隆宏
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田中圭
スタッフ
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作・演出三谷幸喜