劇団☆新感線のエンターテインメントの出発点ともなっている記念碑的作品。七代目市川染五郎(現・松本幸四郎)に「これぞ現代の歌舞伎!」といわしめた傑作。古田新太主演
1990年に初演された劇団☆新感線の舞台「髑髏城の七人」。その、1997年に再演されたステージを放送する。この1997年版は、劇団主宰のいのうえひでのり自身が、現在の新感線のエンターテインメントの出発点ともなっている記念碑的作品であり代表作と認めるほどの傑作中の傑作。この作品を機に、新感線は人気を獲得すると同時に、公演規模の拡大に成功し大きな飛躍を遂げる。出演は、捨之介役の古田新太、極楽太夫役の高田聖子ら新感線の主要メンバーに加え、沙霧役に芳本美代子を迎えた。※本作は「ゲキ×シネ」作品ではありません【ストーリー】
時は織田信長が逆臣の手に掛かってから8年が過ぎた天正18年。自らを“天魔王”と名乗る黒甲冑の武装集団“関東髑髏党”の首領は、関東の大平野にそびえる漆黒の城“髑髏城”を根城にしていた。この天魔王こそが、天下統一を目指す豊臣秀吉の前に立ちはだかる最後にして最大の敵だった。
ある日、髑髏党に追われる女・沙霧を行き掛かりから助けた狸穴二郎衛門と“玉ころがしの捨之介”は、女を隠すのには好都合だと色街、無界の里に向かう。そこで捨之介は、無界屋の主人で昔なじみの無界屋蘭兵衛と再会する。そんな無界の里にも髑髏党の手が伸びてきた。髑髏党に立ち向かう決意を固めた捨之介。彼は沙霧、二郎衛門、蘭兵衛、無界屋の遊女・極楽太夫、謎の刀鍛冶・贋鉄斎ら7人で髑髏城へと乗り込んで行く。
収録日・収録場所
- 1997年9月~11月/大阪、東京、他
出演
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古田新太
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芳本美代子
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高田聖子
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橋本じゅん
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こぐれ修
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逆木圭一郎
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粟根まこと
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他
スタッフ
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作中島かずき
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演出いのうえひでのり