
パリ市内を猛スピードで疾走する車が捉える迫真の映像に、誰もが圧倒されること間違いなし。「男と女(1966)」のC・ルルーシュ監督が1976年に放った伝説的短編。
早朝のパリ市内を、エンジンの轟音を響かせながら、1台の車が猛スピードで疾走していく。ただし、カメラは車の前方に据え付けられているため、画面の中にその車自体は映らず、ドライバーの正体やその目的も容易には分からない。次第に市の中心部に近づくにつれ、街路を行き交う車や人の姿もちらほら目に付くようになり、道端にいたハトの群れが慌てて上空へ飛び立つ姿も見られるようになる。やがて車は、小高い丘へたどり着き…。作品データ
- 原題/C'?tait un Rendez-vous
- 制作年/1976
- 制作国/フランス
- 内容時間/9分
- ジャンル/サスペンス/ミステリー
スタッフ
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監督クロード・ルルーシュ