林芙美子の同名の自伝的小説と、それをもとにした菊田一夫のヒット舞台劇を、成瀬巳喜男監督が映画化。波瀾万丈の人生を歩むヒロインを高峰秀子が熱演した女一代記の名作。
幼いころから行商人である母親のきしとともに各地を転々とする生活をして育った林ふみ子。昭和の初め、東京で下宿暮らしを始め、工場の従業員やカフェのウエートレスなどする傍ら、詩作に励むようになったふみ子は、その文才を認められて同人雑誌のグループ活動にも参加。劇作家で詩人の伊達春彦との同棲、破局を経て、ふみ子は作家の福地貢と結婚するが、売れない貧乏作家である彼との生活は、これまた何かと苦労が絶えず…。作品データ
- 制作年/1962
- 制作国/日本
- 内容時間/124分
- ジャンル/ドラマ
出演
役名 | 役者名 |
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林ふみ子 | 高峰秀子 |
ふみ子の母きし | 田中絹代 |
福地貢 | 宝田明 |
定岡信雄 | 加東大介 |
伊達春彦 | 仲谷昇 |
スタッフ
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監督成瀬巳喜男
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脚本井手俊郎
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脚本田中澄江
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撮影安本淳
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音楽古関裕而