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だれかの木琴

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だれかの木琴

常盤貴子が池松壮亮と共演し、女性の揺れ動く心理を巧みに表現したラブサスペンス。美しい声を持つ青年美容師と出会ったとき、夫と娘に献身的な主婦の心に何かが芽生える。

井上荒野の小説を「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」のベテラン、東陽一監督が脚本と編集も兼ねて映画化。常盤演じる平凡な専業主婦・小夜子が、池松演じる美容師の海斗に対して次第に執着し、狂気を帯びていく姿を、東監督は深みのある映像で繊細に映し出す。過去に「四季・奈津子」「マノン」など、女性を主人公にした作品で名をはせてきた東監督ならではで、そのヒロイン像はどこか女優イザベル・アジャーニを彷彿とさせる。“女とは狂うものだ”という劇中のせりふをみごとに体現した常盤のすごみに驚かされる。

だれかの木琴

常盤貴子が池松壮亮と共演し、女性の揺れ動く心理を巧みに表現したラブサスペンス。美しい声を持つ青年美容師と出会ったとき、夫と娘に献身的な主婦の心に何かが芽生える。

小夜子は警備機器会社勤務の夫・光太郎と中学生の娘かんなに囲まれ、何不自由なく暮らしていた。念願の一戸建てに引っ越したばかりのある日、彼女は近所の美容室で担当になった美容師、海斗に髪を切ってもらう。その日のうちに彼からお礼のメールが届き、小夜子は何げなく返信する。そんなやりとりを繰り返すうちに小夜子の心がざわめき、日がたたないうちにまた美容院に行ったりと、彼女は海斗に対して異様に執着するようになる。

作品データ

  • 制作年/2016
  • 制作国/日本
  • 内容時間/112分
  • ジャンル/サスペンス/ミステリー

出演

役名 役者名
親海小夜子 常盤貴子
山田海斗 池松壮亮
真藤唯 佐津川愛美
親海光太郎 勝村政信
みゆき(海斗の先輩) 山田真歩
伊古田(海斗の後輩) 岸井ゆきの
親海かんな 木村美言

スタッフ

  • 監督
    東陽一
  • 脚本
    東陽一
  • 撮影
    辻智彦
  • 編集
    東陽一
  • 編集
    大重裕二

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