巨匠フリッツ・ラング監督によるSF映画の金字塔とその小説版を原作に、松たか子、森山未來ら実力派キャストと強力なスタッフが集結した串田和美の舞台。
松たか子、森山未來ら豪華キャスト出演の舞台「メトロポリス」を放送する。1926年製作のフリッツ・ラング監督による無声映画の傑作『メトロポリス』とその小説版を原作とし、劇作家・加藤直による大胆な潤色と日本を代表する演出家のひとりである串田和美の演出により、現代の社会情勢を交えながら鮮やかに舞台作品としてよみがえらせた。【ストーリー】超都市メトロポリスの支配者の息子フレーダー(森山未來)は、果てしなく続く闇の中にいた。「われらが都市にようこそ!」と出迎えたのは、メトロポリスの繁栄を支えるため、地の底で機械のように働く労働者たち。その現実を初めて知ったフレーダーは、労働者に成り済まし、地下の住人となる。そこでは毎日、スピーカーから労働者を励ます声が流れてくる。それは、美しいマリア(松たか子)の声。フレーダーは彼女と恋に落ちる。
ある日、マリアは「“手”(労働者)と“頭”(支配者)を橋渡しする“心”となる人がやって来て、労働者を解放する」と説く。危機感を覚えたメトロポリスの支配者はマリアを誘拐。マリアにうり二つのアンドロイド・パロディ(松・2役)を作り地下へ送ると、パロディは労働者を混乱に陥れる。労働者の暴動、機械の暴走…。崩壊寸前のメトロポリスをマリアとフレーダーは救うことができるのか?
収録日・収録場所
- 2016年11月16日/東京 Bunkamuraシアターコクーン
出演
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出演松たか子
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出演森山未來
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出演飴屋法水
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出演佐野岳
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出演大石継太
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出演趣里
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出演さとうこうじ
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出演内田紳一郎
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出演真那胡敬二
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出演大森博史
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出演大方斐紗子
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出演串田和美
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出演伊藤壮太郎
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出演島田惇平
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出演浅沼圭
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出演坂梨磨弥
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出演髙原伸子
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出演摩耶リサ
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出演安澤千草
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ミュージシャン平田ナオキ
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ミュージシャンエミ・エレオノーラ
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ミュージシャン青木タイセイ
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ミュージシャン熊谷太輔
スタッフ
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原作テア・フォン・ハルボウ『新訳 メトロポリス』(中公文庫)
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原作翻訳酒寄進一
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潤色加藤直
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演出・美術串田和美