映画

奇跡の2000マイル

オーストラリア大陸西部の砂漠地帯を約３２００ｋｍも踏破する過酷な旅。それは２４歳の女性にとって自分を変える旅だった。Ｍ・ワシコウスカ主演のヒューマンドラマ。

1977年にひとりでオーストラリア西部の砂漠を横断したR・デヴィッドソンの回顧録を、「英国王のスピーチ」の製作陣が映画化。美しい風景が広がるかと思うと砂嵐が牙をむくという砂漠の過酷な状況の中、主人公のロビンが困難な状況に遭いながらも、さまざまな人々との出会いを通じて成長する姿は見る者の心を強く動かすだろう。ロビンを演じたワシコウスカの熱演に加え、「スター・ウォーズ／フォースの覚醒」のカイロ・レン役で注目を浴びるA・ドライヴァーが彼女の心の支えとなるカメラマン役を好演する。