映画

ホドロフスキーのDUNE

鬼才Ａ・ホドロフスキー監督がＳＦ大河小説の映画化に挑んだものの計画が頓挫した「Ｄｕｎｅ（原題）」。この惜しくも幻に終わった企画の全容を振り返るドキュメンタリー。

1975年、ホドロフスキー監督は、フランク・ハーバートのSF大河小説「デューン」シリーズを映画化すべく、壮大なプロジェクトに着手。かのサルバドール・ダリやオーソン・ウェルズ、ミック・ジャガーにピンク・フロイド、さらにはH・R・ギーガー等々、豪華多彩な顔触れがキャスト・スタッフとして一堂に集結し、かつて誰も見たことのない斬新な映画が生み出されるはずだった……。この惜しくも幻に終わった企画の全容を、ホドロフスキー本人をはじめ、関係者たちの証言と貴重な資料の数々を通して振り返る。