2014年、初舞台・初主演の有村架純が悲劇のヒロイン、ジャンヌ・ダルクに挑む。運命の鍵を握るフランス王を演じるのは東山紀之。総勢130人のキャストで描く史劇。
15世紀前半に生きたフランスの女性兵士、ジャンヌ・ダルクをヒロインに据えた舞台。ジャンヌは、イングランドとの百年戦争でフランスの救世主といわれながら、その後イングランド側の宗教裁判により、19歳で火刑に処されたとされている。しかし、彼女についてはいまだ謎に包まれている部分が多い。この舞台では、ジャンヌの伝説に新たな側面から光を当て、彼女をひとりの人間としてその生涯を浮き彫りにしていく。【ストーリー】ジャンヌ・ダルク(有村架純)は1412年にフランスのドムレミ村で生まれた信仰心の強い少女。13歳で「フランスを救え、フランス王を救え」という神の声を聞いた彼女は1428年、ドムレミ村を襲撃したイングランド軍に立ち向かう。そして翌年、敬愛する王太子・シャルル(東山紀之)への拝謁がかなうと戴冠式を挙げ正式な国王になるよう進言し、再びイングランド軍との戦争に身を投じるため戦地へ乗り込む。援軍を率いるジャンヌは、イングランド軍に包囲されていたオルレアンを解放。その勢いでパリに突撃する。だが、イングランド軍とパリ兵士による混成軍の守りは堅く敗走。ついにある日、戴冠式を済ませたシャルル7世のもとへ、反シャルル派のブルゴーニュ軍にジャンヌが捕らわれたとの知らせが届く。だが、シャルル7世はある思惑から身代金を支払わない。ジャンヌはイングランド側に渡され、ルーアンで宗教裁判にかけられる…。
収録日・収録場所
- 2014年10月/東京 赤坂ACTシアター
出演
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有村架純
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佐藤藍子
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尾上寛之
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山口馬木也
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矢崎広
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青木健
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吉田メタル
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堀部圭亮
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上杉祥三
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春海四方
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高橋ひとみ
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田山涼成
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西岡徳馬
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東山紀之
スタッフ
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演出白井晃
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脚本中島かずき
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音楽三宅純
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原案・監修佐藤賢一