
第86回アカデミー賞助演男優賞を受賞したJ・レト率いるサーティー・セカンズ・トゥ・マーズ。突如所属レコード会社から訴えられた彼らの苦難を描くドキュメンタリー。
2013年に出演した映画『ダラス・バイヤーズクラブ』での演技が絶賛され、2014年の第86回アカデミー賞助演男優賞のほか、数々の映画賞を獲得したジャレッド・レト。一方で、ジャレッドはロック・バンド、サーティー・セカンズ・トゥ・マーズを率い精力的に活動中だ。3rdアルバム『ディス・イズ・ウォー』発表後の2009年から行なったワールドツアーは60カ国、311公演に及びギネス世界記録に認定。さらに2013年に発表のアルバムも全米トップ10のヒットとなり、ミュージシャンとしても成功を収めている。しかし、成功の陰には苦闘の歴史があった。契約枚数未消化で所属レコード会社から2008年に起こされた3000万ドルの巨額訴訟。その重圧のなかで完成させた『ディス・イズ・ウォー』のレコーディング過程を追い、自ら監督したドキュメンタリーが本作だ。ジャレッドとバンドの実像、そして音楽業界の裏事情もうかがえる興味深い作品である。
出演
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ジャレッド・レト(サーティー・セカンズ・トゥ・マーズ)
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シャノン・レト(サーティー・セカンズ・トゥ・マーズ)
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トモ・ミリセヴィック(サーティー・セカンズ・トゥ・マーズ)
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チェスター・ベニントン(リンキン・パーク)
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サージ・タンキアン(システム・オブ・ア・ダウン)
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ダミアン・クーラッシュ(オーケー・ゴー)
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アマンダ・パーマー
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他
スタッフ
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監督バーソロミュー・カビンズ(ジャレッド・レト)