映画

ミロクローゼ

子どものような外見の会社員、青春相談員、時空を飛び超える浪人。彼らは“ミロクローゼ（太陽）”をつかめるか。海外の映画祭を席巻した山田孝之主演の異色ファンタジー。

登場人物がすべてマネキンというシュールな映像とブラックな笑いが話題を呼んだショートドラマ「オー！マイキー」の石橋義正監督が、自ら脚本、美術、編集、音楽を兼ねて本作に挑戦。アメリカのニューヨークアジア映画祭ではオープニング作品に選ばれ、山田が日本人初のライジング・スター・アワードを受賞したことも話題になった。主演の山田はキャラクターの違う3役を演じ分ける怪演ぶり。この映画の見どころのひとつである“七人の遊女”のシーンでは、山田とダンサーである実姉、椿かおりの共演が実現している。