ドキュメンタリー
ノンフィクションW 135人のオーケストラ 〜福島に響け!ぼくたちのメロディ

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ノンフィクションW 135人のオーケストラ 〜福島に響け!ぼくたちのメロディ

東日本大震災で津波による被害を受けた福島県相馬市。この町で始まった、音楽の力で子どもたちの日常と失ってしまった“こころ”を取り戻すプロジェクトを追う。

2011年3月11日。あれから3年−。東日本大震災で大きな被害を受けた福島県相馬市は、津波によって失われた町の復興を続けている。家族、友人、そして住み慣れた家を失った多くの人たち。その傷は未だ、癒えることはない。
その町で、音楽によって子どもたちの心を取り戻すプログラムが始動した。地元の音楽教師と、音楽を通して被災地支援を行なう団体が楽器を提供し、経験・未経験問わず希望者たちで一つのハーモニーを奏でることを目指す。
100名以上集まった子どもたちの中には楽器を触ったことのない子もいる。だが、懸命に音を出し、仲間と協力することで徐々に表情が変わってきた。
音楽の力を通した「こころの復興」を静かに見つめ、被災地の今を紡ぐドキュメンタリー。

ノンフィクションW 135人のオーケストラ 〜福島に響け!ぼくたちのメロディ

東日本大震災で津波による被害を受けた福島県相馬市。この町で始まった、音楽の力で子どもたちの日常と失ってしまった“こころ”を取り戻すプロジェクトを追う。

東日本大震災で甚大な被害を被った相馬市。住民の多くが家族や友達といった大切な人を失った。また相馬市には、福島第一原発の避難区域に指定された南相馬市から移住した人も多く、故郷を離れて暮らしている。
2014年、震災から3年。鉄道、道路のインフラ整備が徐々に進む中、必要とされているのが「こころの復興」だ。現在相馬市では、地元の音楽教師と復興支援団体エル・システマジャパンによる「音楽の力で日常を取り戻す」プロジェクトが行なわれている。
“エル・システマ”は1975年に南米ベネズエラで始まった、無償で子どもたちに音楽教育を実施するプロジェクト。既にプロの音楽家も巣立ち、音楽の力で子どもの未来を作る取り組みとして認められている。
相馬市の音楽教室に通う子どもたちと家族を取材し、2013年末のコンサート、そして現代音楽家・藤倉大氏と取り組む作曲教室の様子等を映像に収めた。3年目の福島に暮らす子どもたちの今とは。
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