
近未来を舞台に、秩序の陰で人間性が失われていることにすら気付かないで生きる人間たちの姿を描いたディストピアSF。新鋭J=B・レオネッティ監督の長編デビュー作。
思考や感情までもが統制された近未来。人間は社会の権威や秩序に忠実な《社畜》と、人間扱いされず、死ねば食料となる《家畜》に二分化されていた。少年フィリップは人肉加工場で働く母と2人で暮らしていたが、ある日母が自殺し、施設へと送られる。そこで未来の伴侶となるマリーと出会った彼は、やがて優秀な《社畜》へと成長した。だが、何不自由ない生活を送る一方、妻マリーは彼との溝を深め、情緒不安定に陥っていく。作品データ
- 原題/Carr〓 blanc
- 制作年/2011
- 制作国/フランス/ルクセンブルク/スイス/ベルギー/ロシア
- 内容時間(字幕版)/80分
- ジャンル/SF/ファンタジー
出演
役名 | 役者名 |
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フィリップ | サミ・ブワジラ |
マリー | ジュリー・ガイエ |
パトリス | ジャン=ピエール・アンドレアーニ |
ジャン=リュック | カルロス・レアル |
フィリップの母 | フェイリア・ドゥリバ |
少年時代のフィリップ | マジッド・イヴ |
少女時代のマリー | アデル・エグザルチョプーロス |
スタッフ
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監督ジャン=バティスト・レオネッティ
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製作ジャン=バティスト・レオネッティ
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製作バンジャマン・マムー
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脚本ジャン=バティスト・レオネッティ
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撮影ダヴィッド・ニッサン
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音楽エフゲニー・ガルペリン