映画

ボクたちの交換日記

ウッチャンこと内村光良が監督。３０歳を間近に控えた、結成１２年目の売れないお笑いコンビ（伊藤淳史と小出恵介）。２人はお笑いコンテスト出場にすべてを懸けていく。

放送作家、鈴木おさむの原作を、内村監督が「ピーナッツ」以来7年ぶりの監督作品として映画化。長澤まさみなど、監督が理想と語る豪華キャスト共演も魅力のひとつで、お笑い界の酸いも甘いもかみ分けた内村監督だからこそのこまやかな演出が光る。主人公である“房総スイマーズ”として実際にコントを演じる伊藤と小出は、撮影の数カ月前からコント練習を開始。内村監督からマンツーマンで指導を受け、役作りの一環として実際のお笑いライブにも出演した。その練習の成果が発揮されるコントシーンが最大の見どころ。