ドキュメンタリー
ノンフィクションW 愚安亭遊佐 ひとり芝居を生きる

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ノンフィクションW 愚安亭遊佐 ひとり芝居を生きる

30年以上国策の波に大きく揺れた故郷の下北半島を舞台にひとり芝居を演じてきた愚安亭遊佐。北の小さな村で何を得て何を失ったのかを伝える彼を追う。ナレーションは壇蜜

愚安亭遊佐こと松橋勇蔵は、30年以上にわたり故郷である青森県の下北半島を舞台にしたひとり芝居を演じてきた。彼の代表作はどれも、北辺の地に生きる人々をユーモラスかつ詩情豊かに語っているが、その背景には日本の原子力問題が横たわっている。脈々と続いてきた素朴な暮らしに、“国策”という大きな波が押し寄せた時、人々は何を得て、何を失ったのか。

ノンフィクションW 愚安亭遊佐 ひとり芝居を生きる

30年以上国策の波に大きく揺れた故郷の下北半島を舞台にひとり芝居を演じてきた愚安亭遊佐。北の小さな村で何を得て何を失ったのかを伝える彼を追う。ナレーションは壇蜜

30年以上にわたり、故郷・青森県下北半島を舞台にしたひとり芝居を演じてきた愚安亭遊佐(ぐあんていゆうざ)。これまでに、父母をモデルとした「人生一発勝負」「百年語り」、原子力関連施設をはじめとする巨大開発計画の犠牲となった漁師を主人公にした「こころに海をもつ男」の、ひとり芝居下北三部作などを発表してきた。
1999年には文化庁芸術祭優秀賞を受賞。2011年の福島の原発事故発生後は特に公演依頼が増えているという。
2013年秋からは東北や北海道などで「こころに〜」を公演。彼が、北の地で素朴に生きる人々をリアルに演じ、主催者や観客たちと交流を重ねる姿を追う。また、兄をモデルにした新作「鬼よ」にも取り組む。新作は、日本の原子力政策と真っ向から闘い、それゆえ煙たがられ孤立していった漁師で兄の松橋幸四郎の生き様を描く。東京と新潟での公演に向け、家族、そして故郷の歴史と向き合うさまにも密着する。

出演

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    愚安亭遊佐
  • ナレーション
    壇蜜
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