映画

セデック・バレ　第一部：太陽旗

１９３０年、日本の統治下にあった台湾で起きた、先住民セデック族による反乱をダイナミックに描いた歴史スペクタクルアクションの力作「セデック・バレ」二部作の第１作。

日本の統治下にあった台湾で、先住民セデック族が反乱を起こしたという“霧社事件（むしゃじけん）”をダイナミックに再現した「セデック・バレ」二部作の第1作。日本人にとってはつらい場面もあるが、弱者が強者に抗うスペクタクルアクションとしてみるとそのストーリーには極めて普遍的なカタルシスがあり、日本の俳優陣が迫力ある熱演を見せたことも手伝い、第二部「〜虹の橋」への期待が大いに高まるパワフルな仕上がりとなった。監督は台湾で大ヒットした「海角七号／君想う、国境の南」のウェイ・ダーション。