座長・三宅裕司の絶妙な笑いのセンスが光る抱腹絶倒の東京の喜劇“軽演劇”をお届けする。スペシャル・ゲストの浅野ゆう子と豪華喜劇人の夢の共演が実現。
東京の笑い“軽演劇”にこだわり、三宅裕司が師と仰ぐ伊東四朗とともに2004年に旗揚げした伊東四朗一座。伊東がスケジュールの都合でどうしても出演できないときは、“伊東ではなく熱海、四朗ではなく五郎”で熱海五郎一座として活動してきた。ファンからの熱い支持とともに公演を重ね、ついに観客動員も13万人を突破。2013年に結成10周年を迎えた一座が東京・池袋のサンシャイン劇場で行なった記念公演を放送する。85歳の岩本清作(三宅裕司)が村長を務める山坂村は、かつては大昔から伝わる芝居が評判を呼び観光客にあふれていた。だが過疎化と高齢化により芝居を上演しなくなり、村は次第にさびれてしまう。納税する若者が少ないため財政も火の車。80歳の松浦太助(ラサール石井)、83歳の山下源兵衛(小倉久寛)、79歳の猪瀬五郎(東貴博)、最年長116歳の田代キク(春風亭昇太)ら村民も現状を受け止めのんびりと暮らしていた。そんなある日、観光会社社長の橋下等(渡辺正行)が村を訪れ、かつての芝居の再演を持ちかける。橋下によると、山坂村が国の特別注目地域に選ばれ、村おこしを成功させると莫大な補助金が得られるという。さらに、美しき民俗学者・奈須麗子(浅野ゆう子)も現われ、研究のために芝居を復活させて欲しいと頼む。補助金と美人からの頼みに村民たちの士気は上がり、村は活気を取り戻す。だが、その裏には陰謀が隠されていた。
収録日・収録場所
- 2013年7月3日/東京 サンシャイン劇場
出演
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出演三宅裕司
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出演渡辺正行
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出演ラサール石井
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出演小倉久寛
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出演春風亭昇太
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出演東貴博
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出演劇団スーパー・エキセントリック・シアター
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スペシャル・ゲスト浅野ゆう子
スタッフ
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作妹尾匡夫
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構成・演出三宅裕司