映画

ブリューゲルの動く絵

１６世紀フランドル絵画の巨匠、Ｐ・ブリューゲルの代表作の一つを映画の中にまるごと再現し、観る者をその独自の絵画世界へといざなう、斬新な体感型アートムービー。

「バベルの塔」「雪の中の狩人」などの作品で知られる16世紀フランドル絵画の巨匠、P・ブリューゲル。これまた彼の代表作として名高い「十字架を担うキリスト」の絵画世界を、アート界でも活躍するポーランドの鬼才L・マイェフスキ監督が、映画の中に移植するという斬新な試みに挑戦。16世紀フランドルの民衆たちの日常生活と、十字架を背負ってゴルゴダの丘へ向かうキリスト、そしてわが子の運命を嘆く聖母マリアの姿を、実写映像と絵画を融合して完璧に再現し、観客にユニークな映画体験を味わわせてくれる。