映画

ラブ・クライム 偽りの愛に溺れて

多国籍企業で働く２人の女性。部下は悪辣な上司を憎み、それは殺意に発展する。「スイミング・プール」のＬ・サニエと「サラの鍵」のＫ・Ｓ・トーマスが共演のサスペンス。

ブライアン・デ・パルマ監督が「パッション」としてリメイクしたのも話題。出演は2人の国際派女優、「スイミング・プール」のサニエと「イングリッシュ・ペイシェント」「サラの鍵」のトーマス。サニエ演じる会社の部下はトーマス演じる嫌味な上司を憎み、それは殺人に発展していく。監督・脚本は「真夜中の刑事／PYTHON357」から近年の「マルセイユの決着（おとしまえ）」まで活躍したベテラン、A・コルノー。本作がフランスなどで公開された直後の2010年8月30日に他界し、最後の作品となった。