第84回アカデミー賞で短編ドキュメンタリー賞を受賞。男性からの暴力で、女性が顔を傷つけられる事件が多いパキスタン。帰国した形成外科医は女性2人の治療に当たる。
英国の形成外科医ジャワドは母国パキスタンに向かい、アシッド・アタック(酸をかける暴力)の被害者である女性2人、ザキアとルクサナの治療に当たる。ザキアは夫に、ルクサナは夫やその家族に暴力を振るわれたが、これまで何も治療を受けていない。ジャワドは最新の人工皮膚を使った手術などを2人に施す。さらに本作は、アシッド・アタックの容疑者などに取材。パキスタンで男性の女性に対する性差別が根深いことを明かす。作品データ
- 原題/Saving Face
- 制作年/2012
- 制作国/アメリカ/パキスタン
- 内容時間(字幕版)/41分
- ジャンル/ドキュメンタリー
出演
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ムハンマド・ジャワド
スタッフ
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監督シャーミーン・オベイド=チノイ
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監督ダニエル・ユンゲ
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製作シャーミーン・オベイド=チノイ
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製作ダニエル・ユンゲほか
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撮影ダニエル・ユンゲほか