ドキュメンタリー
ノンフィクションW ブレードランナーの世界を創った男 シド・ミードが描く2042年

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ノンフィクションW ブレードランナーの世界を創った男

1982年公開の映画「ブレードランナー」。当時2019年の未来都市を描いたシド・ミード氏へ密着取材を敢行。いま未来をどう描くのか?番組のために新作を書き下ろす。

SF映画の名作として高い人気を誇る『ブレードランナ-』で、独特の暗い未来都市を描いた工業デザイナー、シド・ミード。企画デザイン段階でリドリー・スコット監督を驚愕させたという彼の世界観は、未来を予見していたという声もあり、後のSF映画に多大な影響を与えている。
そのキャリアは、アメリカのフォード・モーター社のカーデザイナーからスタート。「スター・トレック」「機動戦士ガンダム」「宇宙戦艦ヤマト」といった映像のみならず、シンガポールの新都市プロジェクトや船舶デザインなど、彼が関わったプロジェクトは数知れない。
番組では、そんなシド・ミードに新作イラストを依頼。その制作過程を通して、創作の源泉に迫っていく。

ノンフィクションW ブレードランナーの世界を創った男

1982年公開の映画「ブレードランナー」。当時2019年の未来都市を描いたシド・ミード氏へ密着取材を敢行。いま未来をどう描くのか?番組のために新作を書き下ろす。

1982年に公開された映画『ブレードランナー』で、2019年の未来都市を描いた工業デザイナー、シド・ミード。劇中で登場する都市は、過度な技術革新、そして環境汚染と人口爆発によってもたらされた暗い世界だった。公開から30年を経て、それらが実社会で現実化しつつあることから“未来の預言者”とまで言われたシド・ミードは、さまざまなプロジェクトに参加し、未来を描き続けた。
そんなシド・ミードに、「理想の未来都市」というテーマでイラストを依頼。キャンバスのどこから描くのか? そこにはどんな哲学があるのか? 約100日後、グアッシュという水彩絵具を中心に手書きで描かれた50.8cm×76.2cm(20インチ×30インチ)の作品が完成。絵を描く際に実践しているという“5ステップ”とともに、シド・ミードが思い描いた“ユートピア”の制作過程に密着する。
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