
生涯現役を貫き、2012年、100歳で大往生を遂げた日本映画界の重鎮・新藤兼人監督が、人生の最晩年に発表して絶賛され、ついにこれが彼の遺作となった入魂の感動作。
戦争末期に召集された100人の中年兵たち。クジ引きで各自の赴く戦地の振り分けがなされた晩、フィリピン行きが決まった森川定造は、妻の友子から送られてきた一枚のハガキを松山啓太に託し、自分はどうせ死ぬ運命にあるから、戦後もし君が生き残ったら、これをぜひ妻に手渡してほしい、と頼み込む。戦争が終わり、死は免れたものの、人生の悲哀を味わった啓太は、亡き戦友との約束を思い出して定造の実家を訪ねるのだが…。作品データ
- 制作年/2011
- 制作国/日本
- 内容時間/115分
- ジャンル/ドラマ
出演
役名 | 役者名 |
---|---|
松山啓太 | 豊川悦司 |
森川友子 | 大竹しのぶ |
森川定造 | 六平直政 |
泉屋吉五郎 | 大杉漣 |
森川勇吉 | 柄本明 |
森川チヨ | 倍賞美津子 |
スタッフ
-
監督新藤兼人
-
製作新藤次郎
-
製作渡辺利三
-
製作宮永大輔
-
脚本新藤兼人
-
撮影林雅彦
-
音楽林光